「そろそろお茶にしませんか?」
作業の合間に休憩を取ろうとした時、そう口にしたことがありませんか?
ひと息ついてリラックスしたり、体を休めたりするのに、お茶があると不思議と落ち着いた気持ちになります。
この時、どのようなものを飲むでしょうか?
緑茶や紅茶、コーヒー、烏龍茶、麦茶など、その時、その季節に合わせたものを飲んでいます。
もちろん、その時にハーブティーを飲んだことがある方も少なくないはず。
今回は、ハーブティーとお茶の違いについて解説していきます。
「似ているけれども、似て非なるものであり、文化的には同じもの」と、私は考えています。
この記事は以下のような方向けに書いています。
- ハーブティーとお茶の違いを知りたい方
- そもそもハーブティーってなに? と疑問に感じている方
- 最近、ハーブティーを飲み始めた方
お茶とは?
私たちがお茶と呼んでいる飲み物はいずれも植物の恵みを浸出したものです。
例えば、コーヒーならばコーヒー豆を、麦茶ならば麦を、緑茶や紅茶、中国茶ならばチャノキを、ハーブティーならばカモミールやミントといったハーブを原料にしています。
しかし、科学的に「茶」と呼べるのは、チャノキを原料としている飲み物に限られています。
このチャノキは1887年に植物学者クンツにより「カメリア・シネンシス(Camellia sinensis (L.) O.Kuntze)」と命名された、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、その葉や茎が「茶」の原料となっています。
チャノキの葉や茎を加工する過程で酸化酵素の働きを活かすか、止めるかで、「茶」は緑茶か、紅茶か、中国茶のいずれかになります。
緑茶とは?
原料の酵素を働かせぬまま生成した不発酵茶
中国茶とは?
原料を発酵させるが、発行の途中で止めて生成した半発酵茶。発行の度合いで種類が分けられている。発行が弱いと「包種茶」で、発行が強いと「烏龍茶」となる。
紅茶とは?
原料の酵素を完全に働かせて生成した発酵茶
チャノキの酵素を使わない茶
原料は同じでも、チャノキに含まれている酵素を使わず、乳酸菌などの微生物によって発酵させた茶。プーアル茶や阿波番茶など。
チャノキを使わないハーブティーなどは、どこに分類されるの?
麦茶やドクダミ茶、ハーブティーのようにチャノキが使われていないお茶は、残念なことに科学的には「茶」として分類されない飲み物になります。
チャノキを原料としていることが、「茶」として扱われるか否かの境目になります。
とはいえ、私生活においてチャノキを使わない飲み物をお茶として扱い、親しんでいます。
これは古い時代から受け継がれてきた、植物が持つ様々な良さを生活の中に取り入れてきた文化とも言えるのではないでしょうか。
ハーブティ-などは科学的に「茶」ではない飲み物ですが、チャノキが含まれていても、チャノキが含まれていなくても、同じ「お茶」だと私は考えています。
ハーブティーはお茶ですか?
「茶」として分類されるにはチャノキが原料に含まれている必要があります。
ハーブだけでブレンドされたハーブティーはチャノキを原料に含まないので科学的には「茶」ではないですが、植物の良さを美味しくいただく飲み物なのでお茶です。
私たちノンカテでは、植物の良さをぎゅっと詰め込んだハーブティーを提供しています。
「最近、疲れていてカラダのバランスがちょっと変かも……」
「休憩の合間にリラックスしたい」
このような考えをお持ちならば、ぜひノンカテのハーブティーを手に取ってみてください。
化学調味料や香料を一切使用していない、自然の恵みだけが詰まった、カラダに優しいお茶を以下のリンクで紹介しています。
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