登山届を届出る3つの方法と提出した方が良い意外な理由を解説!

登山届はどう出すの?

当サイトへ訪れていただき、ありがとうございます\( ‘ω’)/

ノンカテ編集部です!

皆さんは登山をするとき、『登山届』をキチンと出していますか?

「登山届って何それおいしいの?」な困ったちゃんはヤギになってしまいますよ。

登山をするときには、登山届を作成して提出した方が、あなたと一緒に行動する登山仲間、ご家族、あなたの登山を見守ってくれている方々全員にメリットがあります。

登山届を作成するデメリットはありません。

基本的には、登山計画を作成する上で登山届に必要な情報は集まっていきますので、「ちょっと手間だな」と感じるよりも早く自然とできてしまいます。

今まで登山届を出したことがない方向けに、次のような内容について記事にしていきます。

  • 登山届の提出先
  • 登山届に必要な情報と提出するメリット

記事の内容は次のような方向けに書いています。

  • これから登山を始めようと思っている方
  • 登山経験の浅い方
  • 今まで登山届なんて出したことがない方
目次

登山届を提出する3つの方法

登山届は、山を管理している警察署に提出します。

例えば、茶臼岳の場合には栃木県警へ、筑波山の場合には茨城県警へといった具合に、山岳のある警察機関が対象となります。

その提出方法は大きく分けて3つに分類できます。

一つずつ解説するので、自分のスタイルに合った方法を選択してくださいね。

現地で提出する

登山道の入り口付近にあるレストハウスや案内板にポストが備え付けられています。

ポスト近くに登山届の用紙があるので、その場で記入してポストへ投函してください。

場所によっては鉛筆やペンが無かったり、登山届の用紙が濡れてしまってヨレヨレだったりします。

この方法は、残りの2つの方法で登山届を提出できなかった際の最後の手段として利用します。

警察署へ持参するか、郵送、FAXで送信する

警察のWebサイトにある登山届の様式を取得するか、それと同等の項目を用意した独自様式の登山届を使用して、登山届を作成します。

作成した登山届は警察署に持参して提出するか、郵送またはFAXで警察署へ送付してください。

登山当日には届いているのが望ましいので、前もって作成し提出しないといけないのは、ちょっと手間ですよね。

それに持参すると時間を消費するし、郵送はお金がかかる……FAXは自宅にある方がレアキャラレベル。

この方法は最後に紹介する方法が都合によりできない方が行う代替手段だと認識してください。

Webサイトや専用アプリで登山届を提出する

山を管轄する警察署では、Webサイト経由で登山届の提出を受け付けています。

登山届を提出できるWebサイトでは、テキストボックスに必要事項を入力するだけでオッケー。

もちろんパソコンとスマホの両方に対応しているので、スキマ時間にさっと提出なんてことも可能なんです。

私が登山届を出すのは、Webサイト経由でしか行っていないくらいに簡単です。

ちなみに登山専門アプリでは、アプリ内で作成した登山計画から登山届をノンストップで提出するものもあります。

こちらの方法も使ったことがありますが、やっぱり登山計画を作り上げるだけで提出できるのは、大変魅力です。

とはいえ、入力必須項目が多かったり、いらない項目も値を設定しないといけなかったりと不便な点もありました。

管轄の警察署が用意したWebサイト経由か、または登山専門アプリか、実際に使ってみて利用しやすい方で届け出るのが良いです。

登山届を出す3つのメリット

登山届は山を管轄する警察署に提出すれば良いことが分かりましたが、そもそもどうして登山届を出さなければならないのでしょうか?

いちいち登山届を出さなくたって、家族やら知り合いに伝えておけば良いだけじゃないかと感じてしまいますよね。

実は登山届を警察署へ提出することで、3つのメリットが登山者自身にもあるのです。

登山計画の漏れをなくせる

登山をするときは、次のような内容を決めて登山計画を策定していきますよね。

  • 登山コース(日帰りか宿泊か)
  • 登山に参加する人数(ソロか友達や家族、子連れか)
  • 入山する日時/下山する日時
  • 休憩ポイントと休憩時間、各経由地点に到達する大まかな時刻
  • 経由ポイントから見た必要資材
  • 食事と飲み物の量
  • 緊急時のエスケープルートや連絡先

登山届では上記の内容が求められます。

つまり、安全な登山を行う為に登山計画を策定していれば、自然と登山届は完成してしまいます。

これは逆に考えると、登山届を警察へ提出する際に入力している中で、計画に漏れがあった際に気付けることを意味します。

仲間や家族に詳細な登山計画を渡せる

上記にて登山計画を策定すれば、登山届は自然と完成すると記載しました。

登山届にて提出する内容は警察が求める必要事項なので、それらの情報を一緒に参加する仲間や自宅で待っていてくれる家族にも渡せるようになります。

仲間と一緒に登山している最中、仲間との意思疎通が図れなくなる心配がなく最後までアウトドアを楽しめるようになります。

また、万が一にあなたが災害に巻き込まれてしまった場合、あなたの家族は詳細な登山計画を関係機関へ渡すだけで詳しい情報は求められずに済みます。

「自分は分かっているから皆も理解している」ということはありえません。

下調べや情報収集をしていない方が分かるように、周囲の方には登山計画は渡すようにしてください。

災害に巻き込まれた時の基礎資料

登山届は、あなたが災害に巻き込まれてしまった際、レスキュー部隊が把握できる唯一の情報です。

山は広く、登山道から逸れてしまった方を探すのは非常に困難です。

また天候の悪化や登山道の崩落など悪条件が重なっていると、救助活動は困窮を極めます。

少しでも捜索範囲を狭めるためにも、あなたが向かう先の情報は提示しておくのが望ましいです。

登山を「見える化」して楽しいアウトドアにしよう!

楽しいアウトドアを実行するには、あなただけでなく、一緒に行動する仲間や帰りを待つ家族、緊急時に出動する関係機関の協力は不可避です。

登山届は一見すると不要なものに思えるかもしれませんが、あなたの計画を「見える化」するツールとして役立ちます。

今度、登山に行く際にはぜひ登山届を提出してくださいね。

今回の記事はいかがだったでしょうか?

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